コーチング 蒔かぬ種は生えぬ 2020.12.07 蒔かぬ種は生えぬコロナで始まりコロナで終わろうとしているような2020年。 思いもよらない一年になった、と振り返りつつ、閉塞感漂う否応なしの変化の中、生き方や働き方、人との関係性、命、政治、経済、社会私達の未来など、変化の中で改めて考え、行動を起こしていった方も多いのではないでしょうか。 コーチは「クライアントの行動化を促す」と言いますが、コーチの在り様を言い表す比喩で私が好きな物の一つが「種をまき続ける」 People are naturally creative, resourceful, and whole「人はもともと想像力と才知に溢れ、欠けるところの無い存在である」とコーチがクライアントを信じて、「コーチの在り様やスキルを通じてクライアントの成長のために気づきや行動のチャンスを投げかけ続ける」 種が肥沃な土に蒔かれて順調に芽吹き、成長することもあれば、荒れ地や岩場に落ちてずっと芽が出ずに終わってしまうこともあります。 コーチングの成果はまさにクライアント次第で、クライアントがコーチングで目覚ましい変容を起こすこともあれば、その反対どころかクライアント個人の抱える人格的問題からコーチがどんなに努力しても成果は出ずコーチは疲弊しきることもあります。 しかし、突風や洪水で岩場の種がある時流され、土に辿り着き、長い年月が経ってから芽が出ることがあるように、何年も経ってからクライアントの中に「あーわかった」と気づきが生まれ、感情や行動を伴い、人生に変化の時が訪れることがあります。 地形や天候はコントロールできず有りのままの現実の中ではすぐに芽吹かなくとも、諦めず、責めず、期待せず、コーチは種を蒔き続けると、クライアントの人生のいつかどこかでその種が芽吹くチャンスがあるのです。 「種を蒔く」という行為は、クライアントとコーチの関係性だけでなく、実はあらゆる関係性の中で日々行われているものかもしれません。 コロナ禍だったこの1年、貴方が諦めずに蒔いた種は何でしたか。 Tweet Share コーチング HPリニューアルいたしました。 コロナ禍の今を乗り越える人の共通点