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多様性の時代のコロナ禍でこそ活かしたい人との繋がり方

あなたは、人と繋がりたい、信頼関係を築きたい、うまくコミュニケーションを取りたい、と思う時にどんな行動をとるでしょうか。

コロナ禍の今、それをより考えさせられる局面が増えているのではないでしょうか。

私の敬愛するカウンセラー・コーチで、童夢教育研究所代表の宮崎順一さんから先日こんなメールをいただきました。

宮崎さんは外資系企業のクライアントを例にしてお書きですが、多様性の今、あらゆる関係性に活かせる大事なヒントに溢れていると感じ、ご了解をいただいてここに載せさせていただきます。

「私は、プロのカウンセラーであれば当たり前ですが、どのクライアント対しても偏見を持たず、まず、話を聞くこと、この基本から始めさせていただきます。

先天的な病気でないかぎり、生きて来た中で身に着けた考え方、感性、人に対する見方などがつくられます。その過程は誰一人として同じではありません。

私が、クライアントとお話しをさせていただき、クライアントが感じられたことを否定することなくお聞きします。

クライアントが持っていらっしゃる仕事に対する考え方や感性、人に対する思い方や部下に対して思っていること、また部下に育って欲しいこと。その為に自分がどの様な学習をし、成長しようとしているか。

クライアントの指導のもと、部下が成長している点と課題、部下がクライアントに対して思っていることをどのように捉えているかなど、クライアントが思っていることを忌憚なく聞かせていただければと思います。

カウンセリングが成立するのは、こちらから(カウンセラーから)力をかけて変えることではありません。

自分(クライアント)が話していることは、耳が不自由出ない限りクライアントも聞こえます。

クライアントもしっかり自分の言っていることをよく聞くことです。

クライアント自身が話したことをよく聞き、カウンセラーとのやり取りの中から自分が本当に思っていることに気づくことが重要なポイントです。

それを実現させるためには、安心して話せる、カウンセラーとクライアントとの信頼関係が必要です。

この信頼関係、即ち人間関係のかけ橋 (お互いの気持が通じ合う関係)をつくることが重要な第一歩になります。

私と言う人間をクライアントがどのように感じられるか、また、私がクライアントとお話しをする中で、 人間関係のかけ橋ができれば、コミュニケーションはスムーズに自由にお話しができるでしょう。

これは、お互いの心が通じ合うかどうかです。これは、どちらが「良い」か「悪いか」ではなく相性のようなものでしょうか。

相性が良いと人と人との関係において、お互いに共感する部分が多いでしょう。

そして、性別や年齢・社会的な立場の違いを問わず、不思議と通じ合える相手が、相性が良いということなのかと私は思います。

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