コーチング 今、なぜ改めてサーバントリーダーシップなのか 2022.05.27 先回のブログで鬼滅の刃のお館様の在り様から「サーバントリーダーシップ」を感じる、と書きました。鬼との激しい戦争を鬼殺隊という、ある種軍隊というかコンバットチームが繰り広げる、そのチームを纏めるお館様から軍隊にありがちな「支配型リーダーシップ」が感じられないからです。どちらかというと使命や大義、ヴィジョンに向かって多様性あるチームメンバーを導いている、傾聴、共感、癒しすら感じるリーダー像に私は見えました。「サーバントリーダーシップ」という言葉を私が初めて聞いたのは数十年前、米系化学会社に務めていた頃ですから、決して新しい概念ではありません。サーバントリーダーシップの提唱者である故ロバート・グリーンリーフ博士は「リーダーである人は、まず相手に奉仕し、その後導くものである」神戸大学の金井壽宏氏は「ミッションやヴィジョンに向かって歩み始める人を支援し、後押しする」と定義しています。そのリーダーシップが発揮されると組織では、リーダーを信頼し、示されるヴィジョンに共感した部下が指示待ちでなく、内発的動機で自ら言われる前に行動に出て、リーダーと共に活動をしていきます。VUCAの時代と言われ、先が見えにくく、不確実で多様、かつグローバルな流れの前にともすれば不安が先立ち、一歩を踏み出せない今の時代だからこそサーバントリーダーシップで、とお館様の在り様が描かれたのか、鬼滅の刃は深いです。サーバントリーダーシップ協会https://www.servantleader.jp/about Tweet Share コーチング, ワークショップ 鬼滅の刃から思うリーダーとフォロワー パワハラを起こす3条件とは