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今、なぜ改めてサーバントリーダーシップなのか

先回のブログで鬼滅の刃のお館様の在り様から
「サーバントリーダーシップ」を感じる、と
書きました。

鬼との激しい戦争を鬼殺隊という、
ある種軍隊というかコンバットチームが
繰り広げる、そのチームを纏めるお館様から
軍隊にありがちな「支配型リーダーシップ」が
感じられないからです。

どちらかというと使命や大義、ヴィジョンに
向かって多様性あるチームメンバーを導いている、
傾聴、共感、癒しすら感じるリーダー像に
私は見えました。

「サーバントリーダーシップ」という言葉を
私が初めて聞いたのは数十年前、
米系化学会社に務めていた頃ですから、
決して新しい概念ではありません。

サーバントリーダーシップの提唱者である
故ロバート・グリーンリーフ博士は
「リーダーである人は、まず相手に奉仕し、
その後導くものである」

神戸大学の金井壽宏氏は
「ミッションやヴィジョンに向かって
歩み始める人を支援し、後押しする」
と定義しています。

そのリーダーシップが発揮されると組織では、
リーダーを信頼し、示されるヴィジョンに共感
した部下が指示待ちでなく、内発的動機で自ら
言われる前に行動に出て、リーダーと共に
活動をしていきます。

VUCAの時代と言われ、先が見えにくく、
不確実で多様、かつグローバルな流れの前に
ともすれば不安が先立ち、一歩を踏み出せない
今の時代だからこそサーバントリーダーシップ
で、とお館様の在り様が描かれたのか、
鬼滅の刃は深いです。

サーバントリーダーシップ協会
https://www.servantleader.jp/about

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