FAQ

プレワーク

Qクライアントがコーチングを受ける前に基本的に理解しておくことはありますか。
A

 国際コーチ連盟ではコーチングは「クライアントと共にクライアントの個人的および専門的な可能性を最大化するようにクライアントを鼓舞し考えさせる創造的なプロセス」と言っています。

クライアントは変化を望んでコーチのもとにやってきます。
コーチングはクライアントが自ら変わろうとするもので、それはクライアントの行動や人間性に関わり、21世紀のエグゼクティヴにとって欠かせないソフトスキルでもあります。
コーチングを通じて自分が変わりたい、成長したい、というクライアントの意思が大事で、コーチはクライアントの変容をサポートするために行動を促します。
何事も周囲のせいにするのではなくすべての責任は自分にある、という自責で物事を見つめ、自己と向き合う、自律と気づきが大切です。

QHPからダウンロードできる資料は、コーチングの定義、エグゼクティヴコーチングがなぜ21世紀のリーダーに求められるのか、クライアントの役割は何か、プログラムの特徴、プレワークと定期セッションの流れ等が非常にわかりやすい内容でした。
クライアントはプレワークでは何をしますか?
A

プレワークではコーチングプロジェクトの成果を高めるための準備をします。
クライアントはMBTI®で自身を知り、コーチングを理解し、クライアントの役割を知って、コーチングプロジェクトにおけるヴィジョン、ゴール、戦略を明らかにします。加えて、課題図書や他のプログラムも進めていきます。

Qプレワークはどのくらいの期間がかかりますか?
A

通常は3週間ほどです。

Qクライアントがコーチングプログラムを受けるときに必要な準備資料や各種プログラムなどはどこにありますか。
A

コーチとクライアントのケミストリーチェッキング(相性診断)が終わり次第、クライアントが私たちのHPからダウンロードして準備します。コーチがそのアドレスとPWをクライアントにお伝えします。MBTI®は別途お渡しします。

Q貴社のエグゼクティヴコーチングプログラムの特徴の一つであるプレワークについて教えてください。 まず、マネジャーリクエストフォームとは何ですか。
A

クライアントの上司に、このコーチングを通じてクライアントにはどうなって欲しいのか(どのように変容し、成長して欲しいのか)を記入していただくフォームです。
そこにはクライアントの課題は何か、どんな行動特性を身に着けてほしいか、向上させてほしいか、もしくは止めてほしいのかなども書いていただきます。
そのフォームをもとに上司とクライアントが話し合いを持ち合意形成をした後、上司、クライアント、コーチ、人事で内容を共有化します。

Q一掃プログラムの内容は何ですか(どのくらい毎月時間がかかるのか)?
A

クライアントがコーチングを通じて変容を起こすときは、クライアントにとって普段よりもっと多いエネルギーが必要になります。変化は多大なエネルギーを要します。

一方、私たちは常に何か気にかかり、やり残しや後悔があると、それらは未完了となってどんな小さいことであっても私たちのエネルギーを奪います。

クライアントはこのプログラムによってエネルギー漏れを防ぎ、物事を完了させ、結果として個人の自己基盤を強くすることができます。

このプログラムは世界中の様々な分野で成功している人たちの行動を調査し、数多くの行動の中から共通する100の行動に絞りこんだものです。内容は4つの分類に分かれており、生活環境、健康、お金、人間関係それぞれに25個の項目があります。

クライアントは最初自分がすでにやっていると思う項目をチェックします。その後、毎週チェックのついていない未完了の項目を5つ選んで取り組みます。例えば2個しか1週間にチェックがつかなかったら3つを翌週に持ち越して、新たに2つ選んで取り組みます。

チェックがついていけばいくほど、クライアントのエネルギー漏れは無くなり、さらに堅固な個人の基盤が形成され、クライアントはコーチングでの変容に多くのエネルギーを使うことができます。多くのクライアントが以前よりも自己基盤が強くなったことやさらに多くのチャレンジに向かうことができると感じています。

このプログラムはクライアントがご自分で進めていくものです。人によっては100個にチェックがつくのに、半年や1年、それ以上かかることもあります。

Q課題図書は何冊ですか?
A

5冊ほどです。

Q成果測定シートはステークホールダーに渡されるものですか、それともエグゼクティヴのためだけですか?
A

成果測定シートはステークホールダーからフィードバックをもらうためのものです。

マネジャーリクエストフォームをもとにクライアントが作成しますが、コーチがサポートをします。もし360度調査結果がクライアントの手元にある場合は、それも参考にします。

このフォームにはコーチングプロジェクト終了時のクライアントのヴィジョン、ゴール、戦略(ゴール達成のための行動特性)そして戦術(今日からでも始められて繰り返すことで行動特性を癖付けできるシンプルなアクション)が含まれます。

クライアントはプレワークでこのシートを完成させ、5名ほどのクライアントが選んだステークホールダーにそれぞれのアクションが現在どのくらいできているのか%でチェックしてもらいます。その結果をエクセルのレイティングシートに転記します。これはプロジェクトのスタート地点、中間地点、終了地点に行われます。

上記に加えて、クライアントはスタート時にはサジェスチョンを、中間地点と終了地点ではサジェスチョンとフィードバックをステークホールダーから集めますのでクライアントのパフォーマンスを定量的かつ定性的に測定することができます。

エクセルのレイティングシートはクライアントとコーチだけでなく、クライアントの上司と人事でも共有化をします。

定期セッション

Q月2回の定期セッションですが、時間としては30分、60分、90分のうちどれですか。
A

90分です。

定着化期間

Q定着化期間は、毎月セッションがあるようですが、この時間は30分、60分、90分のうちどれですか。
A

通常60分です。

  
Q定期セッション後の定着化期間はオプションとのことですが、他社ではどのような場合にそれを選択していますか。また、コストはどのくらいでしょうか。
A

半年の定期セッションで起きた変化を確実にクライアントに定着化させるために、定着化期間を設けることをクライアント側が必要とする場合があります。定着化期間のコストはコーチングプログラムの55-60%です。

フォーチュン100の企業では、クライアントに起きた変化が後戻りすることでコーチングの投資を無駄にしないように、最初から定期セッションと定着化期間をセットにして1年でのコーチングプログラムを設定している企業もあります。