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お知らせ

オンラインかリアルか

「あー、やっぱり3Dはダメですね。」

これは今月上旬に某外資系金融機関で行った
対面のワークショップの振り返りで、一人の男性参加者が
しみじみと、しかしきっぱりと放った言葉です。

チームビルディングワークショップの参加者は、
機関投資家営業本部の9名とオブザーバーの人事部長。
午後13時から17時40分まで、全員が
集中力を切らさず、前向きに楽しんで参加していた様子に
私もエネルギーを頂きました。

新しく入社した方もいて、お互いを知り、理解する、
その前にまず自分自身をMBTI®の性格タイプ分析で
理解することから始めていきました。

ワークショップは時間を追うごとに熱を帯び、自己理解やv 自己受容を足掛かりに他者を理解し、
よりよいチームに育てていきたい、という想いが
熱く伝わってきました。

コロナ感染者急増の中、対面でのワークショップ遂行の
決断を本部と人事が話し合って決めたわけですが、
対面で仲間と一緒にやって本当によかった、という
その男性参加者の気持ちが
「あー、やっぱり3Dはダメですね」
に込められているように感じました。

そこには、
「こういう安心・安全の場で会って話したかった」、
「自分はここに居場所があると改めて確信でき、
ほっとした」、
「仲間がいると心身ともに感じる温かな場で、
やる気がわいた」
などの想い、つまり
「やっぱり人と生で繋がりたい」という
人本来の欲求があるのではないかと思いました。

もちろん、コロナ禍3年を迎え、リモートの普及と
技術的進化は目覚ましく、その良さと必要性は
否めません。

ワークショップにおいても、どんな分野でどんな
学習目標なのかによってリモートのほうが確実に
生産性と成果を挙げることがあります。

ただ、コロナ禍3年を経験した今だからこそ、
コロナによって分断され、
孤立しがちで失ったものも多いからこそ、
人は本質的に何を求めているのか、何が必要なのか、
改めて見つめ直し、分かち合うことができる機会を
あえて持つことの大事さをしみじみと感じました。

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