Profile

芝井麻里　芝井＆パートナーズ代表

日系金融機関の後、セラニーズ（米国化学会社）、ヘキストAG（ドイツ系総合化学会社）で事業本部長を歴任し、グローバル企業における多様性に満ちたダイナミックでスピード感に溢れた組織の変遷やそこから生じる様々な課題を体験しました。

会社は誰のものなのか、リーダーのコンピテンシーとは何か、21世紀の個人やグローバル企業が抱える課題を「人」を通じて解決するにはどうしたらいいのかを深く考えるようになり、一つの解を求めてヘキストAGを去った翌年の1999年に当時まだ日本に導入されていなかったMBTI®（１）のプラクティショナーになるべく渡米しました。

その折に現地の経営コンサルタントやエグゼクティヴコーチ達との交流から自らの道が見えた思いがし、帰国後の2000年に経営コンサルティングの芝井＆パートナーズを設立しました。

私達コンサルタントチームは日本企業における人事と財務の改革を経て、J401K（日本版確定拠出年金）の全面導入を2002年に日本で初めてクライアント企業の皆さまと共に達成いたしました。改革をリードなさった社長をエグゼクティヴコーチとしてもサポートさせていただいたこの経営改革の成功事例をチームで出版し、同年のアマゾンの関連分野でベストセラーとなりました。

この経営コンサルティングで企業トップへのサポートがいかに重要で組織全体への波及効果が高いかを痛感し、それがエグゼクティヴコーチングに主軸を移すきっかけともなりました。2008年には世界最大のコンサルティングファームのパートナーのシニアコーチとして日本人で唯一選ばれるなどクライアントはこれまでにフォーチュン500の企業を中心にコンサルティング、金融、製薬、IT系ベンチャー、コングロマリット等多岐に渡ります。

一方で若い世代が自分の人生に希望を持ち自己実現に向かうお手伝いができるよう大学院で教鞭を取り次世代のリーダー育成にも力を注いでいます。

人の限りない可能性を信じ、変わりたい、良くなりたいと願うクライアントとの関係性を大切にしながら、心をこめてクライアントの魂の学びと成長をサポートしています。

所属団体

ICF(国際コーチ連盟)会員
ICF(国際コーチ連盟)日本支部創設メンバー
一般社団法人マハリシ総合教育研究所会員
一般社団法人国際せきずい損傷リハビリテーション協会会員

International Coach Federation

原注：（１）MBTI® - Myers‐Briggs Type Indicator®は、ユングの心理学的タイプ論をもとに開発された検査で、個人1人ひとりの心の指向を指し示す、世界でも最も利用されている性格検査（Personality Inventory）