コーチの大事な役目の一つは、
「クライアントの行動を後押しする」ことです。
クライアントの
行動の選択肢を広げ、
行動しようと言う気持ちを高め、
すぐに行動に移すよう働きかけ、
行動が生むプロセスや成果を承認し、
失敗から学ぶ楽しさや勇気も承認し、
さらに気づきや学びから次の行動へと
行動を継続させ、
行動量を増やしていく
先月、オリンピックの水泳のメダリスト、松田丈志選手が
「質を出すには量しかありませんから」と
テレビ番組で語っていました。
これはやみくもに泳ぐ量を増やせばいい、
という意味ではありません。
「次のオリンピックで金メダルを取る」という
ゴールがあれば、そのゴールに必要な戦略に
基づいた練習量を増やしていく、
という意味です。
量からしか質は産まれない、
これを「量質転化」といいます。
ある一定量を積み重ねることで、質的な変化を
起こす「法則」です。
ものごとの質を変えたかったら、質にこだわる前に
まず量をこなすことが大事。
これを書きながら自分も、達成したいことの
量を見直してみようと思いました。