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「受け入れる」のではなく「受け止める」

異なる意見やフィードバック
新しい考え、違う視点などを言われると
ごもっとも、と思えても
受け入れ難いと感じることが
時としてありませんか。

多様性の時代、VUCAの時代だから
異なる意見に耳を傾けよう
フィードバックはゴールへの軌道修正を
助けてくれる

そうは思っても、自分の中に
拒否とまではいかなくとも
葛藤が起きることがあります。

意識的にも無意識的にも起こりうる
その葛藤は、実は、私達が異なる意見や
フィードバック、新しい考えなどを
「受け入れよう」としている証です。

私達は自分の信念や価値観を守り、
自分の利己的な遺伝子を残したい
生き物です。

外からウイルスが入らないよう
皮膚や粘膜でブロックし、異物が入れば
白血球が排除しようと働きます。

自分の中に異質なもの取り入れる
「受け入れる」
というのは身体が本来拒否したいこと。

それを脳が思考で納得させようとすれば
自分の中で葛藤が生まれて当然と
思うのです。

「受け入れないぞ」も
「受け入れないとならない」も
「そうしないと器の小さい頑固者と
思われるんじゃないか」も脇に置いて
まずは一旦、皮膚の上で「受け止める」

寸止めができて自分の身体と脳を
楽にしてあげると葛藤は減り
自分も周りも楽になるように
感じます。

そして、掌の上に乗せて眺める
いろいろな角度から見てみる

そんなイメージで受け止めていくと
新たな気づきが生まれ、結果必要なことを
「受け入れている」自分を発見するかも
しれません。

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