コーチは何故クライアントの行動を後押しするのか 2021.09.07 コーチの大事な役目の一つは、「クライアントの行動を後押しする」ことです。 クライアントの行動の選択肢を広げ、行動しようと言う気持ちを高め、すぐに行動に移すよう働きかけ、行動が生むプロセスや成果を承認し、失敗から学ぶ楽しさや勇気も承認し、さらに気づきや学びから次の行動へと行動を継続させ、行動量を増やしていく 先月、オリンピックの水泳のメダリスト、松田丈志選手が「質を出すには量しかありませんから」とテレビ番組で語っていました。 これはやみくもに泳ぐ量を増やせばいい、という意味ではありません。 「次のオリンピックで金メダルを取る」というゴールがあれば、そのゴールに必要な戦略に基づいた練習量を増やしていく、という意味です。 量からしか質は産まれない、これを「量質転化」といいます。ある一定量を積み重ねることで、質的な変化を起こす「法則」です。 ものごとの質を変えたかったら、質にこだわる前にまず量をこなすことが大事。 これを書きながら自分も、達成したいことの量を見直してみようと思いました。 Tweet Share パラリンピックテニス金メダリストの行動特性とは 「受け入れる」のではなく「受け止める」