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お知らせ

パワハラを起こす3条件とは

今年4月から中小企業もパワハラ防止法が義務化
され、以前に増して注意が向けられるように
なりました。

会社でパワハラが起きるのは、3つの条件が
整った「結果」、と言われますがご存じですか。

  1. パワハラを起こすような心と行動に
    問題を抱える人がいる
  2. 問題を抱える人を重んじ、または
    庇ったりして結果、放置する上司がいる
  3. 問題を抱える人が、その上司の
    期待に応えよう、気に入られようと
    必死になっている

この3つの条件のうち何か一つでもかけると
特に1.のパワハラを起こすような心と
行動に問題のある人が組織にいなければ、
そもそもパワハラは起きないわけですが、
組織でおこるパワハラは、いくつかの要因
が絡んでいます。

今回注目したいのは、2.です。

2.のパワハラを起こす人を見込んで採用し、
重んじ、庇う上司がいると、しかもその上司が
会社のトップであったりすると、パワハラは
容易になくなりません。

こんな言い訳とも何ともつかないことを
パワハラを起こした人の上司から聞くことが
あります。

「彼がパワハラを起こしたと彼の部下から声が
あがっているが、やる気や生産性が落ちている
のは、彼の部下に問題があるからだろう」
「鬱病や離職者を生んだのは、彼の部下の
メンタルが弱いからだ」
「彼は営業の勘はあるし数字は出すと思うから
まだ代えたくない」
「自分が声をかけて採用し、昇進させたので、
任命責任を追及されるのは嫌だ」

パワハラが起きると、パワハラをした人と被害を
被った人への対応に追われがちですが、
この3つの条件を思い出して、
この組織で自分たちは何を一番大事にしたいのか、

この組織のトップやパワハラを起こす人の上司
自らが変わらないといけないとしたら何なのか、

この組織のカルチャーにパワハラを生み、容認する
ものはないのか、
改めて考えることが大切ではないでしょうか。

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