パワハラのイネーブラーになっていませんか?
先日のブログで、パワハラを起こす3条件を
挙げました。
自分のケース、自社のケースに照らし合わせて、
「そうそう」と思われた方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
3条件の中の2番目に、
パワハラの問題を起こす人を庇い、甘やかし、
増長させ、現状を放置する上司の存在が
あります。
そういう上司をイネーブラーと呼びます。
イネーブラー(enabler)とは、
- 他の人の行動に力を貸す人、後援者。
- 依存症などに必要以上の手助けをすることで
結果的に状況を悪化させる人。 - コンピュータで、特定の機能や機器を利用
するためのソフトウエア。
(出典 goo辞書)
イネーブラー型企業という後方支援をする企業
に使われ、コンピュータ用語でもありますが
パワハラや共依存などでは、2.のように問題
行動をする人を庇い甘やかせて結果、事態の
悪化を招く人を指します。
パワハラが起こるのに、この存在が実は陰で
暗躍しているといっても過言ではありません。
もし自分の部署にパワハラが起きたら、
もし自社にパワハラが起きたら、
その部署の上司は、その会社のトップは、
自分を振り返り自らの行動がイネーブルして
いないか、もしそうだったら
自分の中の何がそうさせているのか、ぜひ
自己内対話を行ってみましょう。
そして、気づいたら、行動を変えることが
できます。