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大谷は何故エンゼルスを選んだか

侍ジャパンでの大活躍の余韻未だ冷めやらない
大谷選手ですが、彼が10代の時に描いた夢や
ゴールに向かい実現させていく姿は
目を見張るものがあります。

ロサンゼルス・エンゼルスでのびのびと
大活躍を続ける大谷選手のニュースに、
野球についてほとんど知識の無い私は、
ふと、
何故彼はエンゼルスを選んだのだろう?
と思いました。

メジャーリーグの各球団がプレゼンを
繰り広げ、大谷選手獲得に躍起になり
高額オファーが提示されながら、
彼は何故エンゼルスを選んだのか。

過去の記事を紐解くうちに、
人材を「資本」と捉える経営、いわゆる
「人的資本経営」に注目が集まる昨今、
私達が本当に大事にしないといけないことは
何なのか、改めて気づかされました。

大谷選手がエンゼルスを選んだ時、
彼の代理人、バレロ氏によれば
「エンゼルスとの強いつながりを本人が
感じて、メジャーリーグで今後目標を
達成していくうえで一番手助けになりそう
な組織だったから。」

「本人にとって一番重要だったのは
市場の大きさでもなく、時差でもなく、
リーグでもなく、エンゼルスとの間に
感じた絆だった。
キャリアの中で次のゴールを目指す、
という点で最高の環境だと感じたのが
理由ということだ。」

エンゼルスGMのエップラー氏は
「エンゼルスの家族のような居心地の良さ、
彼は今後何年もそんな家族の一員になりたい、
と思ってくれた。」
と語っています。

そして大谷選手本人はこう語ります。
「説明するのは難しいが、エンゼルスなら
何かが性に合う気がした。(中略)僕はただ
エンゼルスでやってみたいと思った。
この思いは言葉では説明しきれない。」

大谷選手は日本ハムファイターズを選んだ
時は「フィーリング」と言っていました。

ここから私が感じたのは、大谷選手は
1.自分のヴィジョンやゴール、戦略があり
2.その実現に向けて最高の環境、組織を選択し
3.その環境は家族ともいえる関係性や信頼、
絆があり
4,自分もチームも共に成長、成功できる
  WIN-WINをもたらす場である 
という価値基準、軸を持っていることです。

そのぶれない軸、直観を信じる大谷選手が
選んだロサンゼルス・エンゼルスの方針、
それは以下のような特徴があるそうです。

選手たちが好きなことを妨げない
選手たちに期待しすぎない
選手たちが嫌ならスパッとやめさせる
監督やコーチが選手たちにでしゃばらない
選手たちを絶対に比較しない

以上のような方針があることから、選手たちは
自分で考え、自由にプレーすることができ、
自分自身のペースで成長することができるようです。

大谷選手とエンゼルスの縁は野球選手だけでなく、
企業で働く多くの人に響くのではないでしょうか。

出典
https://www.chunichi.co.jp/article/623939
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