私達は自分の目で見ることができないのは
自分です。
自己の客観視というのは本当に難しい、
とよく思います。
だからこそ、コーチは鏡となって
クライアントの自己の客観視をサポート
します。
クライアントは自分の立ち位置を知り、
改めてゴールまでの道のりを計測したり
今に至る成果を実感したりします。
性格タイプ分析や360度アセスメント等の
ツールも自己認識を促すサポートに
なることは広く知られています。
一方、「ダンニング・クルーガー効果」を
ご存じでしょうか。
「能力の低い人ほど自信に溢れ、
本物の実力を持つ人ほど自らの能力に
疑いを持つ」
という心理的エラーのことです。
下記は『高齢者運転事故と防止対策』に
関する調査結果です。
運転に対する自信は、20歳台の49.3%から
徐々に下がり60歳前半の38%に
落ち込むのですが、そこを境に
体力や運動神経、運動能力の著しい低下と
反比例して、なんと80歳では72%にまで
上昇しています。