ダンニング・クルーガー効果 2021.09.15 私達は自分の目で見ることができないのは 自分です。 自己の客観視というのは本当に難しい、 とよく思います。 だからこそ、コーチは鏡となって クライアントの自己の客観視をサポート します。 クライアントは自分の立ち位置を知り、 改めてゴールまでの道のりを計測したり 今に至る成果を実感したりします。 性格タイプ分析や360度アセスメント等の ツールも自己認識を促すサポートに なることは広く知られています。 一方、「ダンニング・クルーガー効果」を ご存じでしょうか。 「能力の低い人ほど自信に溢れ、 本物の実力を持つ人ほど自らの能力に 疑いを持つ」 という心理的エラーのことです。 下記は『高齢者運転事故と防止対策』に 関する調査結果です。 運転に対する自信は、20歳台の49.3%から 徐々に下がり60歳前半の38%に 落ち込むのですが、そこを境に 体力や運動神経、運動能力の著しい低下と 反比例して、なんと80歳では72%にまで 上昇しています。 MS&AD基礎研究所株式会社/ 「高齢者運転事故と防止対策」に関する調査結果 https://www.seniorlife-soken.com/archives/6362 誰しもが陥るかもしれない、現実との乖離。 考えさせられます。 Tweet Share 「受け入れる」のではなく「受け止める」 チームビルディング